AlmaLinux 8 上で PHP 5.4 を動作させる必要があり、
Remiリポジトリ由来の spec ファイルをベースに、glibc 2.28 や OpenSSL 1.1+ に対応するよう調整を行い、RPMを再構築しました。
CentOS 7 向けのビルドでは依存関係やビルド条件が合わないため、specファイルの大幅なクリーンアップとモダン環境向けの最適化を行っています。
✅ 対応しているSAPIモード
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php-fpm(systemd対応)
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mod_php(Apache prefork MPM向け)
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CLI(/usr/bin/php)
GitHubリポジトリ:
GitHub - redadmin-k/php54-almalinux8: Rebuilt PHP 5.4.45 RPM for AlmaLinux 8 with support for php-fpm, mod_php, and CLI
Rebuilt PHP 5.4.45 RPM for AlmaLinux 8 with support for php-fpm, mod_php, and CLI - redadmin-k/php54-almalinux8
含まれている内容:
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調整済み php.spec ファイル
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再構築済み Source RPM(SRPMS)
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ビルド時の対応内容をまとめた buildnotes.md
想定される利用用途:
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古いアプリケーション資産の延命
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PHP 5.4 固定で作られた業務システムの検証
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RPMビルドやレガシー互換性の学習用教材として
※ 注意:このプロジェクトは検証・学習・レガシー互換目的であり、公式なサポートはありません。
使用は自己責任でお願いします。
今後は PHP 5.5 / 5.6 向けのビルドも順次公開予定です。
RPM構築やSPEC調整について技術的な議論をご希望の方は、GitHubでIssue等いただければ幸いです。